Udioを使って童謡「森のクマさん」をカッコよくアレンジしてみた。
音楽生成AIサービス「Udio」
Udioとは
Udio は音楽を作成できるAIサービスです。
ロックやジャズといった音楽ジャンルなどの要望をプロンプトとして伝えることで、いい感じに指示通りの音楽を作成してくれます。
また、サービスの機能としてリリック(歌詞)を指定して生成できて、指示通りの歌詞を歌うボーカル付きの曲もできちゃいます。
この「歌詞を指定してボーカル付きで生成できる」という部分がとても面白いと思ったので、今回童話をアレンジして令和版おしゃれ童話を作成していこうと思います。
アカウントはGoogleやXといったアカウント、もしくはメールアドレスで作成できます。
音楽の作り方はいたって簡単で、テキスト入力欄にプロンプトを入力して「Create」ボタンを押すだけで音楽を作れます。
とはいえ「音楽を生成するために適切なプロンプト」を考えるのは結構難しいと思います。
なので、テキスト入力欄の下にあるプロンプト例(音楽ジャンルなど)の中から好きなものを選んで作成するのが楽だと思います。
今回は、ノリノリの音楽を作りたいので「ポップ」と「ボーカル」、「ダンスポップ」を指定します。
そして、音楽ボーカルに指定の歌詞を歌わせる機能を使いたいので、童謡「森のクマさん」をリリック(歌詞)として指定します。
「でも、海外サービスだからボーカルが結婚式の神父みたいなカタコト日本語にならない?」
と心配に思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが安心してください。
Udioでは日本語での歌詞を指定できますし、歌う時にも違和感ない日本語で歌ってくれます!
完成品
ということで、同じプロンプトで童話「森のクマさん」の音楽を作ってもらったのでご紹介します!
No.1 無駄におしゃれな「森のクマさん」
こんなにおしゃれな「すたこらっさっさっさのさ」は今まで聞いたことがないです。
No.2 踊りながら逃げる「森のクマさん」
緊迫感が一切感じられない。と思ったけど元の童話もそんなに緊迫感なかった。
No.3 逃げ方が絶望的にダサい「森のクマさん」
「お嬢さん」の発音が怪しいので、難しい漢字が読めてない疑惑がある。
無料でどこまで使えるの?
音楽は「クレジット」を消費することで生成できます。
生成される音楽の長さ | 必要クレジット数 |
30秒 | 2クレジット |
2分 | 4クレジット |
Udioは現在ベータ版ですが、アカウント作成するだけで100クレジット位貰えるので、数曲作る程度なら無料でも全く問題ないです!
またクレジットは日・月ごとにいくつか貰えますし、モデル性能向上のためのフィードバックを返すことでもクレジットを追加で貰うことができます。
総評
音楽作成がここまで手軽になった世界の中では、急に歌って踊りだすインド映画のように人類はコミュニケーションに音楽をもっと積極的に使う未来が来るかもしれません。
この素晴らしい世界の実現のために、音楽に合う踊りを生成するAIが近い将来に出てくることは間違いないでしょう。
そして最終的には、人類は文字通りAIによって踊らされる未来がくるでしょう。
それまで私はボックスステップを練習して、ダンス新時代の夜明けに備えておくことにします。
以上!