ゲーム制作で大切な要素「トレイラームービー」の学びを共有します
インディーズゲーム制作
私は今年中にインディーゲームを制作・公開する予定です!
(まだ本格的に制作開始していないのに、今年の半分過ぎていることに目を逸らしつつ)
唯一動けていることは、ゲーム制作に向けて“インディーゲーム・サバイバルガイド”という本を読んで知見を深めていることです。
この本は、ゲーム制作におけるメンドウを楽にする手法など、インディーズゲーム制作に必要なノウハウが書かれていて、個人でゲーム制作してみたいけど何から手を付けていいか分からないという人にお勧めできる書籍です!
この本の中では、ゲームを知ってもらう大切さについても紹介されていて、折角素晴らしいゲームを作ったとしても誰にも知られなければ意味がありません。
そういう意味で、ゲームを多くの人に知ってもらうことはゲームをプレイしてもらうための第一歩なのです。
周知する方法はSNSやウェブサイト、プレスリリースなど様々ありますが、伝えるためのメディアは、文章より画像、画像よりも動画を使ったほうがより正確に、力強くゲームの魅力を伝えることができます。
そして、インターネットに溢れる数多ある中で効果的にを周知するために、ゲームの魅力を伝えるトレイラームービーは、より多くのプレイヤーにゲームをプレイしてもらうためには必須のメディアと言えます。
トレーラームービー
私個人の経験では、Steamのストアページでトレイラームービーをよく見ますが、紹介が文章と画像だけでトレイラームービーがないものはゲーム性が伝わりにくいので、余程事前に面白いという情報を知っていない限り買う気が起きない印象があります。
以下で紹介するM.Joshuaさんはインディーズゲームのトレイラームービー制作を手掛けており、ゲーム合わせたムービーで魅力を上手く伝えています。
“M. Joshua Makes Indie Game Trailers”
1分程度のムービーですが、ゲームの魅力が伝わってきてプレイ欲が刺激されます。
悪いトレイラームービーから学ぶ
では、一体どうやったら魅力が伝わるトレイラームービーが作れるでしょうか。
ここでは視点を変えて、あえて下手くそなトレイラームービーを見て、何か重要な要素になるのかを考えてみましょう。
どうでしょうか。
ひどいですね。
実はこのトレイラームービーは、ワザと誇張して下手に作られていて、トレイラームービーを作るうえで何をしてはいけないか、という以下の記事の説明のために制作されています。
“THE WORST MISTAKES IN THE WORST TRAILER EVER”
記事は英語なのでかいつまんで説明すると、以下のような悪いパターンがあることが紹介されていました。
- 最初の数十秒から得られる情報量がゼロ! 視聴者は早くゲームの情報を知りたい
- 開発者インタビューは要らない! あなたの自己満足になっていませんか
- 頑張った実装の紹介は興味がない! 気持ちは分かるが伝える優先度は低い
総括して「ゲーム制作者が紹介したいこと」と「動画を見た人が知りたいこと」のギャップから生まれる現象のように感じました。
ゲーム制作で苦労したこと、こだわった部分、ゲーム制作への想い、どれも制作者にとっては大切かもしれませんが、一度冷静になって多くの人がゲームを魅力的に感じて実際にプレイしてもらうことこそ、真にゲームを深く理解してもらうための第一歩と言えるでしょう。
ということで次回の記事では、今回で得た学びを通して実際にトレーラームービーを作ってみようと思います!
以上!