3Dモデルからイラストを作成できるウェブサービスをお試ししました!
「Avalab.ai」とは?
Avalab.aiとは、3DアバターからAIイラストを作成できるサービスです!
VRSNSで使う自分好みに作成・カスタムしたお気に入りの3Dアバターを元に、イラストを描いてほしいと思う人は一定数いると思います。
実際、その欲望を満たすために、Skebのような絵師にイラストを描いてもらうプラットフォームを使う人を多く見かけます。
また環境構築が手間ではあるものの、Stable Diffusionのような画像生成AIを使って、自分の3Dアバターを学習させてイラストを出力する手法もあります。
それぞれにメリットはあり、Skebを使えば好きな絵師さんに自分の3Dアバターを書いてもらえる喜びがあるし、画像生成AIを使えば何度もリテイクしながら生成できる自由度があります。
しかし一方で、環境構築や依頼料金の面でもっと手軽に使えるイラストを作れる方法も望まれているように思います。
そこで今回は、環境構築をしなくて良く、利用料金もリーズナブルなAvalab.aiというウェブサービスをご紹介いたします!
使い方
利用方法
Avalab.aiはウェブサービスで、Googleアカウントで登録すればすぐ利用が可能になります。
こちらがトップページ。
こちらがイラスト作成画面になります。
使い方はベースとなる3Dモデルを選択して、属性を指定することで画像を生成できます。
ベースとなる3Dモデルは、デフォルト設定されている3Dモデル以外にも、VRoid HubやVRMで好きなアバターを指定することができます。
今回はデフォルトの3Dモデルを使ってイラストを生成しようと思います。
属性は「オレンジ髪・青い目・魔女・片手を挙げる・森」で生成しました。
十数秒待って、できたイラストはこちら。
かわいいね!
ちゃんと属性に基づいた、オレンジ髪の魔女っ子ちゃんのイラストが生成されました。
おすすめお題ガチャ
この属性をどうするのかを悩んだ時には「おすすめお題ガチャ」を押すことで適当に用意してくれます。
この属性をそのまま使っても良いですし、そこからカスタムしてもOKです。
画像生成AIに共通して言えることだと思いますが、指定する属性が多くなればなるほど生成に時間がかかる印象です。
実際に「おすすめお題ガチャ」で出た属性でのイラスト生成では、最初のイラスト生成よりも属性が多いためか時間がかかっていました。
できたイラストがこちら。
こちらも指示通り、黒いライダージャケットを着てバイクに乗るという属性が反映されています。
また、最初のイラストだと分かりにくかったですが、今回生成されたイラストを見ると耳や髪型など指定した3Dモデルを元に生成されていることが良く分かります。
サブスクリプション
ということで無料枠は3回までの生成なので、これ以上使うためにはサブスクする必要があります。
サブスクリプションにはいくつかプランがありますが、最低金額のトライアルでも月120回は使えますし、初回サブスク時にアバター登録権が1回付いてくるようなので、ひと月分だけでも十分お得に使えると思います!
まとめ
今回はAvalab.aiという手軽に3Dアバターからイラストを生成できるサービスをご紹介いたしました。
他サービスを使った活用方法として、Vket Avatar Makerでは作成したモデルをVRM出力できるので、そのモデルを元にイラストを生成したりもできそうです。
また、うまくVRMに変換できればLumaAIを使ってテキスト→3Dモデル→イラストの流れで「何でもイラストに出来る!」と思いましたが、GPT系のAIでテキストから直接生成した方が楽だよねと気づきました……
活用方法はともかく、3Dモデルからイラストを生成できる手軽さはスゴイので無料分だけでもお試しあれ!
以上!