「劇場版くじらビート」の支援者向けオンライン上映会の感想を書きます!
初めに
なんと、劇場版くじらビートのオンライン上映会は「本編の写真撮影が10枚までOK」なので、本記事では本編のスクリーンショットを使っております!
説明しやすくて助かるぜ!
ネタバレ注意!
この記事の感想には物語前半のネタバレを含みますのでご注意ください!
といっても、本編前半までの内容なので「ラストにこうなる!」とか「実はこのキャラは〇〇!」のような物語上重要なネタバレは書いてないのでご安心を。
問題ないという方は続きをご覧ください。
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劇場版くじらビートの感想
まず、この映画は「メタバースどらまちっく音楽シネマ」とある通り音楽が中心に据えらています。
イメージとしてはミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」やインド映画「きっと、うまくいく」といったように、物語の節々で音楽のライブや演奏が差し込まれる感じです。
ワンピースの映画「One Piece Film Red」もウタがちょくちょく歌うので雰囲気が近いかも。
そして「劇場版くじらビート」を見て良いと思ったポイントの一つとして、途中に挟まる音楽のライブや演奏が物語の進行に沿った構成になっており、物語をぶった切ったり、急に脈絡なく登場するといった感じはなかったです。
もちろん映画の物語構成が先にあって、そこに対して適切な音楽を作って入れるという方式で映画を作っているのであれば違和感のなさはある意味当然と言えます。
しかし「劇場版くじらビート」では、実際にメタバースで音楽活動をしている人たちに参画してもらって映画にしている関係上、音楽が先にあってそれを物語にうまく埋め込んでいくという逆の順序なので、この違和感のなさはすごかったです。
では、物語の説明に移っていきましょう。
この映画のメイン「おきゅたんbot」と「じぇりり」と呼ばれるくらげのダブル主人公になります。
そして、本編の冒頭で主人公たちの「目的」が明らかになります。それはくらげの「じぇりり」が憧れのくじらになること。おきゅたんbotはその手助けをすること。
(主人公達の目的とその障害を序盤で説明するテクニックは、映画を見ている人が感情移入するためにGOOD)
「え?」
「くらげがクジラになれるわけないじゃん!」
はい、当然の疑問ですよね。
そして、次のシーンでさらに衝撃の真実。
「お金を積めばクジラなれるんかい!」
この謎は、ナレーターによるこの世界の仕組みの説明で明らかになります。
実は、この世界は「バーチャルワンダーランド」と呼ばれるメタバース空間で、アバターを精神的個性メタソウルにフィットさせて没入感を向上させるという超未来的技術が使われているそうです。
そして、アバターを精神的個性の適合率を鍛えればどんな理想の姿にもなれるとのこと。
この鍛えれば理想の姿になれるという設定が、今のバーチャルSNSにある、動きをアバターに合わせたり声を寄せたりする努力の延長線上な話な気がして好き。
「これなら確かになれますねぇ!くらげがクジラに!」
ということで「おきゅたんbot」はお金を稼ぐためにボーカルオーディションの面接に向かうことに。
面接中とは思えないですが、メタバース空間なので自由自在に空間をデザインできる!便利!
花畑が綺麗で蝶も舞う空間で歌のアピールしています。
しかし、面接は不合格……。
このアピールが終わって面接空間に戻るシーンが、理想と現実の落差の演出を感じで好き。
面接に落ちて(さらに、楽しみにしていたドーナツも地面に落として)途方に暮れている「おきゅたんbot」。
(メタバース空間なら食べ物を地面に落としても平気じゃないの……?気持ちの問題……?)
落ち込んでいるところに街の大型ビジョンで音楽ライブ映像が流れ、目に留まります。
大型ビジョンの映像化を見ていたと思ったら、目の前でいきなりライブが始まる!!
このどこか唐突で楽しいノリはインド映画っぽさを感じますね、しかもメタバース空間なので目の前でライブが展開しても変でもありません。
少し気を持ち直した「おきゅたんbot」と「じぇりり」は占い師(?)に相談してみることに。
相談の結果、音楽を愛するすべてを導く存在「神出鬼没の音楽の魔法使い」に合えばどうにかなるかも!とのこと。
果たして音楽の魔法使いには会えるのか?「じぇりり」のクジラになる夢は叶うのか?
続きが気になる方は2/24にある一般オンライン上映会で!
ごめんなさい、このペースで話すと終わらないのでこのくらいで止めておきます。
全部説明するとこれから見る人も楽しくないもんね。
あと、映画制作話とかは以下の動画を見ればもっと知られるかも!?
おまけ
自己主張ついでに、私がエキストラ役で出演したところだけ抜粋するぜ!
余談ですが、去年の年末にお台場のシアターに見に行った話や、クラウドファンディングのスポンサーとしてCMを作成したお話もあるので、以下の記事を見てくれよな!
以上!