「劇場版くじらビート」企画のCM枠で私の謎映像がお台場の劇場で流れるぞ、というお話。
謎CM映像を作りました
まずはこちらをご覧ください。
はい、こちらは私が制作した映像になります!
怖い、CM要素ないじゃん、意味不明、など様々な感想があるとは思いますが…
映像の内容については私からの言及を控えさせていただきます!
めっちゃ大変だったけど久しぶりに映像制作して余は満足です!
CM映像を制作した理由
そもそも、何故このような映像を制作したか説明いたします。
ある日、ある面白そうな企画が私の目に留まりました。
それは、おきゅたんbotさん主催の「劇場版くじらビート」というメタバースどらまちっく音楽シネマをお台場のリアル劇場で放映しようという企画です。
この企画の実現のためにクラウドファンディングで支援者を募集しており、「バーチャル世界で活動する人たちを劇場で映像として流したい!」という思いに感銘を受け、ノリと勢いでスポンサープランで支援しました。
※このクラウドファンディングは、2023年10月29日に募集を終了しています。
私はノリと勢いのあまり、スポンサープランのある特典について深く考えておりませんでした。
その特典とは、劇場でに本編前にCM映像を流す権利があることです。私はそのCM放映枠を15秒分手にしたということになります。
CM映像として何を流すのかを案をいくつか思いつき、その案の実現可能性と提出までのタイトなスケジュールに耐えられるのかについて思考を巡らせました。
そして、悩みに悩んだ結果出来上がったのが冒頭にあった映像になります。
悔いはない…
暇ならリピートで100回くらい見て。
本編「劇場版くじらビート」はまだまだこれから!
11月現在、この企画の主体である「劇場版くじらビート」は鋭意制作中です!
実は私も撮影とエキストラ出演で軽く制作に関わらせていただいますが、多くの人たちが協力し合って年末の放映に向けて日々東奔西走しております。
クラウドファンディング自体はすでに終了しておりますが「劇場版くじらビート」を劇場、あるいはオンラインで見るための情報が後々出てくると思いますのでおきゅたんbotさんのSNSを要チェックだ!
以上!
おまけ(制作工程)
ステップ1: 絵コンテ
まず初めに初期構想を絵コンテした。正確には絵コンテする格好良くない?という理由でやってみただけ。
15秒間の制約でカットした部分はあるが、大枠はそのまま実現ができた。
ステップ2: 撮影環境の準備
撮影場所はVRChatで実施。
4Kで撮影するためにダミープラグを購入。これで4Kディスプレイがなくても4K撮影が可能。
録画はOBSを通して行ったが、VRChat&4Kの60FPS撮影で結構処理性能を必要とするので注意。
ステップ3: 撮影場所の準備
撮影場所はVRChatだが、撮影用のワールドが必要。
1か所目は自作で以前作ったVRChatワールドで撮影。
以下の記事で紹介した自作制作ワールドである「Shout at the sea」を使った。
ワールドリンクはこちら。
もう一つは状況が特殊なので新規に自作ワールドを用意。
モニターをあらかじめGBにしておくことでクロマキー合成に活用。
ステップ4: 撮影
一人なので何回でも取り直せるが、逆に言うと細かいところは無限に気になるので一向に撮影が終わらない。
ほどほどの妥協点を見つけて編集視点からの映像の見え方を確認する方が良い。
手振れ補正があるとはいえ、カメラを手の動きだけで正確に動かすのは難しいのでドリーシステムを採用。
以下のVRChat用の撮影システム、導入簡単だし無料だしオススメ!
ステップ5: 編集
撮影した動画や音声素材をもろもろ取り込み編集開始!
取った素材を素直にシーン通りに配置していくと、15秒に収める必要があるのに2倍以上オーバーして絶望。
大幅カットや早回しで無理くり対処したが、代償として受け手側から見るとストーリーが飛びすぎて意味不明になってしまうことに…
短い時間に伝えたいことを伝えるCMとかってやっぱすげーや!と改めて思った。
余談だけど動画編集ソフトを今までAviUtlにお世話になっていのを、今回初めてAdobeのPremiere Proを使ってみた。
色々出来すぎるが故に初めは戸惑ったけど、機能を絞って操作に慣れていけば編集がしやすかった。
ステップ6: 覚悟
さあ、賽は投げられた。
お台場の劇場で私のCMを見るとき、一体どういう気持ちになるのだろうか。
その結果は、神のみぞ知る。